AIスライド作成ツール「p0」の利用を希望するユーザーは、以下の内容をご確認の上、ご利用ください。
第1条(総則)
1. 本規約は、ユーザーが、株式会社LR(以下、「当社」といいます)が提供するAIスライド作成ツール「p0」(以下、単に「p0」といいます)を利用する上での条件を明確化することを目的としています。
2. 当社が提供するp0は、第三者が提供する生成AIサービスに対して指示、命令又は質問等(以下、「プロンプト」といいます)を入力することで、Microsoft Corporation(以下、「Microsoft社」といいます)が提供する「Microsoft PowerPoint」(以下、「PowerPoint」といいます)上でスライドの作成、修正又は改変等の支援を行い、ユーザー自らがユーザー独自のスライド(以下、「生成物」といいます)を作成することを支援するサービスです。そのため、p0を利用するユーザーは、PowerPoint を利用可能な環境(例:Microsoft社のOfficeアカウントを用意する)を自らの費用と責任で準備する必要があります。
3. ユーザーが当社に対し本規約に同意した旨通知した時点又はp0の利用を開始した時点のいずれか早い時点で、当社は、ユーザーが本規約に同意したものとみなすことができます。
第2条(アカウント登録)
1. ユーザーは、本規約に同意することを条件として、当社所定のフォームよりp0を利用するためのアカウント(以下、単に「アカウント」といいます)を作成することができます。ユーザーがアカウントを作成した時点で、当社とユーザーの間で、p0に関する利用契約が成立します。
2. 当社は、ユーザーによるアカウント作成について、以下のいずれかに該当する事情が確認できた場合、ユーザーによるアカウント作成を拒み、又はアカウントの利用を停止し、若しくはアカウントの作成を取り消すことができるものとします。
(1) アカウント作成時にユーザーが入力した情報に入力漏れ、誤記又は虚偽の内容が確認された場合
(2) ユーザーが過去にp0を不正な方法で利用し、又は利用したおそれがある場合
(3) 利用料その他当社への支払を怠るおそれがあると当社が判断した場合
(4) 仮差押、差押、競売、破産、民事再生手続その他これらに類する状況に該当する場合、又は自らの振り出しにかかる手形、小切手が不渡りになる等の信用状態が悪化した状況にあると当社が判断した場合
(5) ユーザーが第10条第2項に違反するおそれがあると当社が判断した場合
(6) ユーザーが未成年である場合に親権者の同意がないと判断した場合
(7) 前各号のほか、当社が不適当と判断した場合
第3条(アカウントの管理)
1. ユーザーは、自らの管理及び責任によりアカウントを自ら利用するものとし、第三者にアカウントを利用させることはできません。そのため、ユーザーは、アカウントを第三者に開示、提供又は貸与等を行わず、厳格に保管・管理するものとします。
2. 当社は、ユーザーが保管・管理するアカウントのログイン及び利用状況については、ユーザー自身によるログイン及び利用によるものとみなすことができます。
3. 当社は、ユーザーがアカウントを第三者に利用させ、若しくはアカウント情報を開示又は漏えい等したことにより、ユーザーが損害を被った場合でも、何らの責任も負いません。
第4条(禁止行為)
1. ユーザーは、p0を利用する上で、以下に該当するおそれのある行為を行うことはできません。
(1) PowerPointのアカウントを不正に取得又は利用等する行為
(2) 第三者の承諾なく、第三者の著作権、商標権その他知的財産権等を侵害する行為
(3) 第三者の承諾なく、第三者の肖像権、パブリシティ権若しくはプライバシー権を侵害する行為
(4) 第三者の名誉又は信用等を毀損する目的での利用行為
(5) p0を改変し、又はリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他これらに類する行為
(6) p0の全部又は一部を複製、翻案する目的で利用する行為
(7) p0と同一又は類似の業務を行うための分析・検証目的での利用行為
(8) p0を利用して、不正アクセス、個人情報の侵害、ハッキング等の行為
(9) 本サービスのシステムやソースの変更、p0のネットワーク、サーバ又はシステム等へのアタック(過度に負担をかける行為を含みます)、若しくはコンピュータウィルス等のほか本サービスが通常意図しないバグを利用する動作又は通常意図しない効果を及ぼすツールの利用、作成又は頒布等の行為
(10) 当社の運営を妨害する行為
(11) 当社又は第三者の権利を侵害し、又は不利益を与える行為
(12) 公序良俗に違反する行為
(13) 法令又は規則等に違反する行為
(14) 本規約に違反する行為
(15) その他当社が不適当と判断する行為
2. 当社は、ユーザーが前項に違反したおそれがあると判断した場合、当社の裁量で、いつでもユーザーがアカウントを利用することについて、一時的に停止措置を講じることができます。当社がユーザーに対し停止措置を講じたことにより、ユーザーに損害が生じた場合でも、当社は、ユーザー及び第三者に対し、何らの賠償責任も負いません。
第5条(利用料の支払)
1. ユーザーは、当社が別途定める利用料及び支払基準に従い、当社に対し、p0の利用料を支払うものとします。なお、ユーザーが、p0の利用について無償のプランを選択している場合、ユーザーは当該プランの内容として当社が別途定める範囲に限り、p0を無償で利用することができます。
2. ユーザーが、支払期日までに当社に対しp0の利用料の支払を行わなかった場合、ユーザーは、所定の支払期日の翌日から起算してユーザーが最終的に支払った日までの日数に、年14.6%の利率で計算した金額を遅延損害金として利用料とは別に支払うものとします。
第6条(プロンプト及び生成物の取扱い)
1. 当社は、ユーザーがp0に入力したプロンプト及びプロンプト内に含んだ情報について、p0及びp0に組み込まれた生成AIサービスの機械学習に利用しません。
2. 当社は、ユーザーが作成した生成物が第三者の権利を侵害しないことを保証するものではありません。ユーザーは、p0で作成した生成物を利用する場合、自らの判断と責任で生成物の内容の確認を行い、利用するものとします。
第7条(権利帰属)
1. p0に関する所有権、著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます)、商標権、特許権、実用新案権、意匠権その他一切の知的財産権及びこれらの権利の登録を受ける権利(以下、総称して「知的財産権等」といいます)は、当社又は当社に生成AIを提供する第三者に帰属するものであり、p0のアカウントの作成及び利用等によりユーザーに権利移転するものではありません。
2. ユーザーが、p0を利用して作成した生成物及び当該生成物にユーザーが利用した画像又はテキスト等の素材(以下、総称して「ユーザーコンテンツ」といいます)に関する知的財産権等は、ユーザーに帰属します。
3. ユーザーは、当社に対し、当社がp0を提供するために必要な範囲で、ユーザーコンテンツを無制限で利用又は改変等する権利を無償で許諾するものとします。また、ユーザーは、当社に対し、当社がp0を提供するために必要な範囲で、ユーザーコンテンツに関する著作者人格権(公表権、氏名表示権又は同一性保持権を含みます)を行使しないことに同意します。
第8条(第三者への委託等)
1. 当社は、当社の裁量でp0に関する業務の全部又は一部を第三者に委託することがあります。この場合、当社は、委託先となる第三者を適切に監督し、当該第三者の行為について一切の責任を負うものとします。
2. 当社は、p0の機能又は利便性等の向上のため、当社の裁量で第三者が提供、運営、又は管理等するアプリケーション等を利用する場合があります。この場合、当社は慎重に第三者を選定し、当該第三者のアプリケーション等を利用することについての責任を負うものとします。
第9条(秘密保持)
1. 当社は、ユーザーがp0を利用する上で当社に提供した秘密情報(ユーザーコンテンツを含みます。以下、同じ)及び個人情報(個人情報の保護に関する法律第2条第1項に定める情報を指します)について、善良なる管理者の注意をもって保管・管理し、第三者にこれを開示、提供又は漏洩等せず、ユーザーへのp0の提供に必要な範囲に限り利用します。但し、以下の各号のいずれかに該当する情報については、本条における秘密情報に含みません。
(1) 開示を受けた時に、既に公知である情報
(2) 開示を受けた後、当社の責めによらず公知となった情報
(3) 開示を受ける前から、当社が適法に保有している情報
(4) 第三者から、当社が守秘義務を負わず適法に入手した情報
(5) ユーザーの秘密情報を使用又は参照することなく当社が独自に開発した情報
2. 当社は、ユーザーから提供された個人情報について、個人上の保護に関する法律及び当社が定めるプライバシーポリシーに従い、適正に保管・管理します。
3. 当社は、裁判所や国家機関の命令による開示等やむを得ない事由に基づきユーザーから提供された秘密情報又は個人情報を開示する場合は、ユーザーに対して、可能な限り速やかに通知を行うものとします。
4. 本条は、ユーザーがアカウントを削除した後も2年間は有効に存続します。
第10条(反社会的勢力の排除)
1. 本条における「反社会的勢力」とは、以下の各号のいずれかに該当する者をいいます。
(1) 「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」第2条第2号に定義される暴力団及びその関係団体
(2) 前号の暴力団及びその関係団体の構成員
(3) 総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団などの団体又は個人
(4) 暴力、威力、脅迫的言辞及び詐欺的手法を用いて不当な要求を行い、経済的利益を追求する団体又は個人
(5) 前各号のいずれかに該当する団体、構成員又は個人と関係を有することを示唆して不当な要求を行い、若しくは経済的利益を追求する団体又は個人
2. ユーザー及び当社は、相手方に対し、以下の各号について表明し、保証するものとします。
(1) 役員、使用人又は主要な株主が反社会的勢力ではないこと
(2) 反社会的勢力の維持又は運営に協力若しくは関与していないこと
(3) 経営に反社会的勢力が関与していないこと
(4) 反社会的勢力を利用しないこと
3. ユーザー及び当社は、相手方が第2項の規定に違反した場合、催告その他何らの手続きを要することなく、直ちに利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。この場合、利用契約を解除した者は、相手方に対し一切その責任を負わないものとします。
第11条(提供の中断、終了)
1. 当社は、p0に関する定期点検を行うため、p0の提供を一時中断する場合があります。この場合、当社は、定期点検の予定が決まり次第、事前にユーザーに通知します。
2. 前項に定めるもののほか、当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合には、ユーザーへの事前の通知又は承諾等を要することなく、ユーザーに対するp0の全部又は一部の提供を中断することができます。
(1) p0に関連するシステム又は設備等のメンテナンス等を行う必要が生じた場合
(2) p0に不具合が確認された場合
(3) 天災地変等不可抗力が発生し、若しくは発生するおそれがある場合
(4) ユーザーが利用契約に違反した場合
(5) その他運用上又は技術上の理由でやむを得ない場合
3. 当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合には、ユーザーの利用中か否かにかかわらず、当社が別途通知した時点をもってp0の提供の全部又は一部を終了することができます。この場合、ユーザーと当社の間で成立している利用契約は、当社が別途通知した時点をもって終了します。
(1) 天災地変等不可抗力によりp0を提供できない状態が60日以上継続した場合
(2) p0の提供終了日の60日前までに終了する旨ユーザーに通知した場合
4. 当社は、前3項に従い、p0の提供を中断又は終了したことにより、ユーザーが損害を被った場合であっても、何らの責任も負わないものとします。
第12条(アカウントの削除)
1. ユーザーは、当社所定の方法により、いつでもアカウントを削除し、利用契約を終了することができます。
2. 当社は、ユーザーが以下の各号のいずれかに該当する場合、何らの通知及び催告を要することなく、ユーザーのアカウント利用を直ちに終了させ、利用契約を解除することができます。
(1) ユーザーが本規約(第4条第1項を除きます)に違反し、当社が相当期間内に是正措置を講じることを要求したにもかかわらず、ユーザーが当該違反状態を是正しない場合
(2) ユーザーが第4条第1項に違反した場合
(3) ユーザーが個人である場合に、ユーザーが死亡した場合
(4) 破産、会社更生手続開始若しくは民事再生手続開始の申立があった場合(自ら申し立てた場合を含みます)又は信用状態に重大な不安が生じた場合
(5) 差押、仮差押、仮処分、強制執行、担保権の実行としての競売等があった場合
(6) 振り出した手形又は小切手の不渡りが生じた場合、銀行取引停止処分を受けた場合又は支払不能若しくは支払停止となった場合
(7) 監督官庁より営業停止又は営業免許若しくは営業登録の取消等の処分を受けた場合
(8) 前各号に準じる利用契約を継続し難い重大な事由が発生した場合
3. 前2号に従い、利用契約が解除又は終了した場合でも、当社は、利用契約が解除又は終了した月の利用料を含め、これまでユーザーが当社に支払った利用料の一切について何らの返金義務を負わないものとします。
第13条(免責)
当社は、以下の事由に起因してユーザーがp0を利用できなかった場合について、何らの責任も負わないものとします。
(1) 停電、地震、火災、落雷、暴風雨、洪水津波等の天変地変
(2) 通信事業者、データセンター事業者、その他p0を提供するためのインフラを提供する事業者の役務提供の停止又は緊急メンテナンスの実施
(3) 法令の制定・改廃、公権力による命令・処分・指導
(4) 戦争、暴動、騒擾、内乱、革命、テロ行為
(5) 合理的な対策をもってしても防ぎえない外部からの不正アクセスや異常なアクセス増加
(6) その他当社の責めによらないやむを得ない事由が発生した場合
第14条(賠償責任)
1. 当社の責めに帰すことができない事由から生じた損害又は当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、若しくはp0関連以外に起因して生じた間接損害、機会損失・逸失利益について、当社は、ユーザー又は第三者に対し、何らの責任を負いません。
2. 利用契約に関して当社がユーザーに対して損害賠償責任を負う場合でも、その賠償責任の範囲は、当社の責めに帰すべき事由により又は当社が利用契約に違反したことにより、ユーザーが現実に被った損害のみとし、またその金額は、直近6ヶ月間に当該ユーザーが当社に支払ったp0の利用料の合計額を上限とします。
第15条(権利義務譲渡の禁止)
ユーザー及び当社は、利用契約に基づく権利及び義務の全部又は一部を、相手方の書面による事前の同意なしに第三者に譲渡し、引受けさせ、又は担保に供してはならないものとします。
第16条(変更の通知)
1. ユーザーは、商号若しくは名称、本店所在地若しくは住所、連絡先その他申込時の入力事項に変更があるときは、直ちに当社に通知するものとします。
2. 当社は、ユーザーが前項に従った通知を怠ったことによりユーザーへの通知の不到達その他の事由によりユーザーが損害を被った場合について、何らの責任も負わないものとします。
第17条(利用規約の変更)
1. 当社は、ユーザーの事前の承諾を得ることなく、本規約をいつでも変更することができるものとします。本規約が変更された場合、変更後のp0の提供条件は、変更後の利用規約に従うものとします。
2. 当社は、前項の変更を行う場合は、14日以上の予告期間を置いて、変更後の利用規約の内容をユーザーが事前に当社に届け出ていたメールアドレスへ通知し、又はp0上に表示するものとします。但し、変更が軽微でユーザーに特に不利益にならないと当社が判断した場合は、通知しないものとします。
3. ユーザーは、変更後の利用規約に同意できない場合、前項に従い当社が設けた予告期間中に当社に対してその旨を通知することにより、変更後の利用規約が適用される前にp0の利用契約を解除することができるものとします。
第18条(利用契約終了後の処理)
1. ユーザーは、利用契約が終了した場合、その終了原因の如何を問わず、直ちにp0の利用を終了するものとします。
2. 当社は、利用契約が終了した場合、その終了原因にかかわらず、p0に格納されたユーザーに関する一切のデータを利用契約終了日から30日以内に、当社の判断と責任で消去します。この場合、当社は、当該データの消去によって、ユーザーに生じた損害を賠償する責任は負いません。
第19条(分離可能性)
本規約のいずれかの条項又はその一部が、法令等と矛盾することにより無効又は執行不能と判断される場合であっても、当該判断は、当該条項以外の他の条項の有効性について何らの影響を及ぼさないものとします。
第20条(準拠法、専属的合意管轄裁判所)
1. 本規約は日本国法に準拠するものとします。
2. 本規約に関する一切の訴訟については、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第21条(協議)
本規約に規定のない事項及び規定された項目について疑義が生じた場合は両者誠意をもって協議の上解決することとします。
2025年8月1日制定
株式会社LR